今の業務でテレビCMやラジオCMの編集作業をさせてもらうことがあり、納品する制作物は搬入基準に合わせて作る必要があります。

テレビCMについては昔から厳しい基準が設定されていたことは知っていたけど、ラジオCMについてはそこまで問題視されるほどの基準は無かったのだけど、今年から適用される基準があり、主にはテレビCMと同じくラウドネス設定が出来たこと。

でも、テレビCMにもラウドネス設定があり、その基準と一緒になったために作業する側としては同じことすればいいわけでちょっと楽になったなーと思ったんですが、

そういえば、データ内容そのものも一緒でいいのかな?というところにちょっと引っかかり、調べてみたら、ちょこっと違う部分があったので、忘れないように記録。

 

【共通】

音声フォーマット リニアPCM
サンプリング周波数 48kHz
平均ラウドネス値 -24.0LKFS(±1dB)

 

【テレビCM】

量子化ビット数 24ビット
前後に0.5秒の無音

 

【ラジオCM】

量子化レベルは 16ビット
前後に0.1秒以上0.5秒以下の無音

 

無音時間はラジオCMは多少短くても良いという事くらいだけど、ビット数が違う!

なんでラジオはまだ16ビットなんだろう。

以前納品するときはCDに焼いて渡してたから、その名残なのかな?

分かんないけど、これは出力するときに気を付けないと(汗)

テレビCMの音声をそのままラジオCMとして使用することもたまにあるから、書き出し時に変更することを忘れないようにしないとね。