パソコンで音楽制作「DTM」は、音選びで出来上がる音楽の完成度は左右される・・・と思う私。
ハード(シンセサイザー、モジュールなど)からソフト(プラグインなど)と様々あり、それぞれの良さもある。
DTMで音楽制作するパターンとして、デジタル音源とアナログ楽器の組み合わせ、すべてパソコン音源使用など色々と活用パターンはある。それによっても音源って選ぶものによっては出来上がりは変わる。
音楽ジャンルによってなかなか再現しづらい音色もあるわけで、アナログ楽器に忠実に再現したものなら数万という金額で販売していたりもする。
それほどDTMで音源ってあればあるほど制作の幅って広がるからありがたいことではある。
では、本題である音選びの為に購入した方がいいのかということだけど、本当に購入することが良いものなのかというと私はそうでもない派である。
なぜかというと、有料ソフトなみの品質の高い無料ソフトも豊富にありさほど音選びは困らない。アコースティックギターの音を表現するソフトでも無料ソフトでもかなりの再現力で有料ソフトに負けないものだってあるのだ。
また、購入して使ってみて「あれ?この音なら無料ソフトでもあったような・・・」という感じで、こんなに世の中にソフトが出回っていると有料のもの買わなくてもみたいな気分になるw
ただ、同じものが出回っているからという形だけではなく、私が大事に思っている事は、音は購入の前に作ってみることだと思ってきた。
どういうことかというと、ハードでもソフトでも音源は色々と音の変化をつけれるようにパラメーターをいじれるようになっている。
例えば、カットオフやレゾナンスなど音質変化させたり、サスティンやリリースで音の長さ変えたりと、自分好みの音作りが出来るようになっている。
こうやって自分好みの音を作り、それを使って制作するこそオリジナルの音楽となるわけで、手に入れた音を何も触らず使って、無ければ別のものを手に入れるというのは音作りが出来ていないのと同じだと思う。
DTMの経験値をもし私が分別するとするのであれば、
初心者 → 音色そのまま使用
初級者 → 同種の音色で使い回し
中級者 → イコライザーで音調整
上級者 → パラメーターによる音変化
というような感じに分けるかな?
音源を多く手にいれて選ぶのも悪くはないが、そこからどう調整して自分のオリジナル曲にオリジナル音色を使用して制作するか、そこがDTMのレベル向上の一つになると私は思っている。
まずは、どのパラメーターを変更すると音がどのように変わるのか、それを知ってみるとDTMの楽しさもまた引き立つのではないだろうか?
今度時間があるときに、よく使うパラメーターのことを大まかにまとめて記事にしてみようかな・・・