1月末からリモートワークを2・3週間ほどすることになり、MacパソコンとバックアップしていたHDDを持ち帰り、家で作業した後のことでした。
出来上がったデータを送り、その後にHDDにバックアップしようとUSBで接続し、バックアップしようとファイルをドロップしたら、保存が出来なかった。
簡単な理由です。元はWindows PCで作業していたので、バックアップ用HDDはNTFS形式でフォーマットしていたため、Macでは保存できないということでした。
では、MacからはNTFSフォーマット形式のHDには書き込み出来ないのか?ということですが、実はOSXのあるバージョンからはターミナルコマンドで書き込みができるんだそう。ただ、それはちょっと面倒臭い。普通にファイルブラウザ見ながらマウスでチャチャっと作業できるようにしたい。
ネットで調べるといくつかそれを可能にするソフトが出ているようで、ひとまず無料で評価あるものとして「Mounty for NTFS」というものを使用してみた。
使い方は簡単ということで、まずはインストールしてみることに。その後USBでHDDを接続。すると・・・
この緑の状態がHDDを認識した状態なんだそう。右クリックすると・・・
認識したHDDの名称が表示され、Re-mount **** という部分をクリックすれば、マウント表示しているHDDアイコンは一時消えて、再びメニューバーから開けば中身を表示できるそう。ということで、クリックしてみると・・・
・・・出来ませんでした。
書き込み可能状態にしたHDDを接続しないとダメなんだとか。それはWindowsに接続している時にしなきゃダメなんじゃない?うーーむ、分からん。
結局色々と試してみたけど使い物にならんかったので諦めた。こういう類はダメだった場合のヘルプは受け付けてないし、外国のどこかしらのFixを見つけなきゃ解決しない。てことで、使いません。
結局リモート中はMac PCに保存をしたまま、会社へ出社した時にWindows PCへ共有フォルダへUPし、それからさらにバックアップHDDに保存と二度手間作業。
でも会社でもMacで作業してバックアップする時もあるから、なんとかネットワーク越しで良いからHDDへ保存をしたいと思い色々と作業してみたら、なんとうまく行った。めちゃくちゃ嬉しかった!
その手順はWindows PCに接続している状態でHDDを共有アクセス許可し、MacはNTFS書き込み可状態にしてネットワーク共有で作業するという方法。ひとまず、以下に残します。
Windows側の作業
Windowsに接続し、外付けHDDを共有する。(Winw10の場合)
- ファイルブラウザを開き、HDDを右クリックしてプロパティを選択
- 共有を選び、詳細な共有を選択
- 詳細な共有画面で「このフォルダーを共有する」にチェックを入れ、アクセス許可をクリックする
- 共有アクセス許可タブで「Everyone」を選び、フルコントロールにチェックを入れる
- 適用をクリックしOKをクリック、詳細な共有で適用をクリックしOKをクリックして閉じる
Mac側の作業
- 「NTFS-3G for Mac I-O DATA」をインストール ← これが一番大事!
- システム環境設定で「NTFS-3G for Mac I-O DATA」を選び、必要な設定を行う (手順はIOデータ公式サイトにて)
- Macを再起動(これしないと反映しなかった)
- メニューバー → 移動 → サーバーへ接続 を選び、「smb://IPアドレス」と入力して接続をクリック
- 接続の認証画面が表示したら、WindowsにログインするIDとパスワードを入力
- マウント表示名を選ぶ(自分の場合は「E:」)
これは、IOデータさまさま。
使っているHDDはバッファロー製品だけど。「NTFS-3G for Mac I-O DATA」はHDDメーカー関係なく使える模様。
恐らくだけど、そもそもHDDのプロパティからセキュリティを選び、Usersにフルコントロール権限与えていたら、USB接続で同じことできてたのかな〜と疑問ができてしまったから、今度時間ある時にそれは検証しよう。
ひとまず、Windowsに接続している状態なのでどちらのパソコンからでもバックアップパソコンにアクセスできるようになったから大変助かる。
セキュリティ的な問題はどうしようかな?
まとめとして、外付けHDDはexFATフォーマットにしとくと便利だということで、次回外付けHDDを購入した時の初期化はexFATにしておこう。