以前、デスクトップアプリをPHPで開発できるという「NativePHP」というものをお試しでWindowsにインストールし、コマンドを入力するとブラウザではなくNativePHP側で用意されているであろうウィンドウが立ち上がり、驚いた記憶があります。

そして、これがLaravelベースということだったので、ちょっと簡易的なアプリを作ってみようと思い、月日が少し経ってしまいましたが、再びコマンド入力してみると・・・

ウィンドウが立ち上がらない!

ターミナルでは起動しているような画面ではありますが、ウィンドウが立ち上がらないのです。

どういうこと?

再度LaravelとNativePHPを公式ドキュメントやエンジニアの方々のネットで公開している情報を見ながら再インストールしても、それでも立ち上がらい・・・

不思議とエラーログも出力されておらず、これはどういうこと?と思い、もうこれはGithubに投稿して解決策を教えてもらうしかないと思い、GithubのNativePHPのところに向かうと、似たような現象で困っている人らの情報がちらほら。

その中から一つそれらしき情報をいただきました。

それは、

 

symfony/consoleのバージョンを7.2.7にしてみては?

 

というものでした。LaravelもNativePHPも進化していっているわけで、そりゃ他のものも何かしら変化あるでしょう。

今現在のsymfony/consoleを確認してみると、7.3.0とバージョンが変わっていました。

なるほど、これをダウングレードするんだ。

ではどこに何をすればいいんだろ?と調べて、ひとまずやったことを記録します。

 

まずは、composer.jsonの中にあるrequire-devという箇所にsymfony/consoleを追記するっぽい。

 

"require-dev": {
  "spatie/laravel-ignition": "^2.4",
  "symfony/console": "7.2.7" ← 追記
},

 

そして次に、コマンド入力してsymfony/console 7.2.7 をインストールするコマンドを入力してみました。

 

composer require symfony/console 7.2.7

 

そうするとダウングレーディングが始まりました。もしかして、composer.jsonに書く必要なかった?

 

その後、composer native:devがなんちゃらと書いてあるものもあったのでひとまず実行してみることに。

 

composer native:dev

 

そうするとエラーが何か出て止まったっぽい。

 

Script npx concurrently -k -c "#93c5fd,#c4b5fd" "php artisan native:serve --no-interaction" "npm run dev" --names=app,vite handling the native:dev event returned with error code 1

 

npm run devにより実行したものでエラーが起きてるんだとかなんとか。分からないw

 

ひとまず置いといて、サーバーを起動してみることに以下のコマンドを入力しました。

 

php artisan native:serve

 

すると、

立ち上がりました!

 

今回の件はsymfony/consoleのグレードにより表示が起きなかったんですね。

自分より先にエラーを見つけた方と、それを解消するためのアドバイスを投稿した方々に感謝!

 

https://github.com/NativePHP/laravel/issues/604