2月18日

試合会場は熊本総合体育館。開場は11時からという事でそれまでは軽く観光として、熊本城へ散歩。

過去に熊本は震災にあい、一部倒壊した熊本城を修復するために色々な企業や人が関わり、見事に戻っている。その努力の結果を見るとやっぱり人のつながりと力はすごいなと思わされた。

 

 

自分の地元大分も震災を受けた。自分は現地にはいなかったけど、やっぱり九州男児としては一緒に頑張ろうと思って、復興のために何かやりたいなと思い、あの時は沖縄の知り合いの店でチャリティーライブして、その売上金を支援金として渡した。役に立ってくれたのならいいのだけど。

お土産購入で時間つぶし、11時になって現場に移動してから入場開始するとフォレストリーヴス熊本のぼりやポスターで一色に染まり、ヴィアティン三重カラーのTシャツ着た自分はアウェー感満載w

視線がちょっといたいw 早々にジャケットきて身を隠したww

ウォーミングアップ開始時間あたりでヴィアティン三重メンバーが入場。もう感動でした。

コロナ禍で思ったような練習も試合も出来ず、自主練を行っている動画を自ら撮影しSNSで共有しながらファンとのつながりも大事にしてチームの力にもなろうとしている努力を見てからは一気にファンになったチームが目の前にいるんだから。

 

 

試合は13時からという事だったけど、それまでの2時間は異様に早く感じました。

そして時間が流れて試合開始時刻となりサーブが始まった時からは1プレーごとに目に焼き付けるように試合を観戦しました。あのファンのチームが目の前で戦っているんだから。

途中で暑くなり、ジャケット脱いでオレンジTシャツを表に出した時の隣の観客が手拍子止めたときの時間はウケたw

試合は残念ながら負けてしまったけど、必死で食らいつき諦めずに戦った姿はずっと忘れない。やっぱりこのチームのファンになって良かったと改めて思った。

 

 

閉館間際にヴィアティン三重の監督さんとバッタリと会い、少しだけ声かけさせてもらったら、ツイッターでコメントしていることを覚えてくれていたこともそうだけど、それ以上に、音楽を作って応援してたことにお礼言われたことがめちゃくちゃ嬉しかった。知ってくれてたんだとホントに感動。これからもヴィアティン三重を応援していくと誓った。

 

 

外に出ると沖縄と比べると寒いけど、応援で火照った身体にはちょうど良い冷えた外気。熊本きて良かった。

その後はそのまま宿に戻り、食事して眠りにつきました。

 

2月19日

宿部屋外の廊下や洗面所が騒がしい。そう、熊本城マラソンに参加するランナーが準備を始めているよう。

少し雨も降っているそうで雨仕様の格好に準備がかかるのだろう。風邪ひかず楽しんで走ってもらいたいものだ。彼らも数年ぶりのマラソン大会に参加するワクワクがあって熊本まで来たのだろうから。

チェックアウトして宿を出て空港行バスに乗るターミナルまで向かう途中に、参加ランナーが会場まで移動している。相当な人数が楽しみにしてたんでしょう。怪我せず安全にお走りください。

バスに乗って空港に移動途中は道路規制するスタッフや休憩所のスタッフを見かける。悪天候のなかお疲れ様です。

空港に着くと、嫌な雰囲気が漂っていた。なんだろう??

実は熊本は地形上霧が発生しやすく、悪天候によりアクセスが悪くなる。それは大分にいたときから知っていたけど、そんなに悪い天気か?と思っていたけど、今日はさらに風も強かった。

そのため、那覇に戻る便が到着せず欠航になる恐れがあると情報が入り、一応チェックインして荷物預け、搭乗口まで行ったのだが残念ながら欠航となる。

一気に待合席ではため息。この日のために楽しみにしてた旅行者もいただろうに。と、楽観視できない。自分も何とかしなければ。

会社の上司に連絡し、何とか休みをもらい、航空も翌日の空きが数席だけあったので即行で振替し、無事翌日の帰りの便確保。

後は宿探し。マラソン大会の当日も泊まる人多いんじゃないの?と心配したけど、検索すると意外と安宿は残っていたので安心して予約完了。

余談だけど、先日、楽天グループが巨額の赤字でどうのこうの騒がれてた。楽天モバイルが一番の原因とかでSNSは叩かれて、都市部離れたらつながらないとか品質わるいとか色々言われてるけど、別にいつも都市部離れるわけではない自分からしたら全然問題ないし、長時間会話するわけでもない。通信途切れたこと一度もない。

安くモバイル端末持てる上に、楽天トラベルで宿探しして予約をするときに楽天カードで買い物して貯まったポイント使って安く泊まれたのは間違いなく楽天の強みだと思うし、正直助かった。

都市部離れてもスマホ触りたいひとは別に楽天使わなきゃいいだけだし。自分は全然楽天応援してるぞ。

イレギュラーな出費が発生したため、外食は避けてコンビニで食べ物買って宿で食事することにした。ただ、買い物に行く途中の空を見上げると晴れ間が見えてきた。もう遅いw

しかし、ゆっくりと休めることにとても安堵したのか、食事を終えてちょっと時間経ったらすぐに寝てしまったw

 

2月20日

天気は晴れ。これなら飛行機は飛ぶだろうと思い、ゆっくりと休んで身体が軽く感じたので、バスターミナルまでは歩いて向かった。

ところがここでまたイレギュラーな出来事が発生。なんと東バイパスで事故渋滞が発生し、バスターミナルと空港間のリムジンバスがとても遅れているとのこと。

ちょっと待てw

この距離間の移動時間は約50分ほど。バスターミナルにいるときで8時50分。次の便が8時54分だったそうだけど、その便は空港からこちらに向かうため、到着がいつになるか分からないんだそう。乗ろうと思った便も通勤で使う人もいたためギューギューな状態。

さて困った。今度は欠航で乗れないんじゃなく空港にたどり着かずで乗れないというのは困る。

早々に切符を払い戻しして、近くでタクシーを捕まえるも通勤時間帯で中々見つからない。

間に合うかなーと思い始めたとき、近くのパーキングに停車しているタクシーを見つけた!

事故の話をして急いでもらえるかと尋ねると快く引き受けてくれ、乗車して空港に向かった。

この間にネットで調べてみると確かにその時間30分前あたりでは東バイパスで5か所で事故が発生。おお、こりゃ次乗ろうとバス待ちしてたら間に合わんかったかも。

話しかけたら明るく大きい声で気さくに返答してくれる素敵なタクシー運ちゃん。スイスイと車を進め、事故があったであろう東バイパスを通り抜け、来るときにはあまり見なかった景色にも目に映り、ちょっとした観光気分も味わいながら順調に進んで40分ほどで到着。

5000円ほど高くついたが、景色も見れ、話も出来て、ちゃんと着くという安心安全を買ったと思えば安いもんだと思う。さらに熊本企業のタクシーにお金を落としたと思えば復興につながるのではないか?

時間に余裕が出来たため、急遽休みにしてくれた会社のためにお土産を買い、あとは搭乗口でゆっくりと出発まで待つ。

途中修学旅行生がワクワク感を抑えきれずに明るい会話が飛び交う様子を眺めながらニヨニヨしていたw

そして無事飛行機は飛び、1時間後に沖縄へ到着。

私用で熊本に来たはずなのに、色々とアクシデントあったけど、長いようで短い人生、ひとつの貴重な経験と思えば良き思い出かな?

さて、次はヴィアティン三重のホーム戦、三重県で観戦することを目指し、またお金を貯め始めるか。