先日、音声合成ソフト「CeVIO Pro(仮)」(チェビオプロ)が無償で配布するというニュースがDTM好きな人たちの中で話題になりました。

 

CeVIO Pro (仮)は、最新のAI技術で人間の歌い方をリアルに再現する音声創作ソフトウェアです
https://cevio-pro.techno-speech.com/

 

株式会社テクノスピーチからリリースされ、個人/法人、商用/非商用を問わず無料で利用できるというのがすごいところ。

本来、音声合成ソフト系で有償のものは無料版があってもクレジット表記必須や、音声の品質のクオリティは有償のものより劣化していたり、出力できる時間が数分までなどある程度の制限があったりします。

このソフトはそれらが必要なく、Windows、Macの両方で利用でき、DAWのVSTiプラグインとして使用できるというのも素晴らしいです。

また、スタンドアローンでも動きますので、MacのGarageBandというAUでしか動作しない場合でも、CeVIO Proのエディタから音声データを出力してGarageBandに取り込むという方法も可能です。

 

私自身もメインDAWソフトはGarageBandを使用していますので、いずれはAU対応に期待してますが、それまではスタンドアローンで利用し、この音声合成ソフトを使い慣れたいとおもいます。

下の動画は、GarageBandに取り込んでみた動画となっています。

内容としては、既にオリジナル曲をリリース配信している「空模様」のメインボーカル部分を今回のCeVIO Proで出力したデータにしてみたものです。

 

 

結果、メロディーラインとセリフを入れただけの状態ではぎこちなく、パラメータの設定や操作により滑らかな歌い方にしていく必要があるなと思いました。

ですが、何もせずでこれほどのクオリティであれば、自分の作業次第では人間が歌っているかのような滑らかさに近づけられるという可能性がとてつもなく大きいので、是非とも使いこなしてみたいです。

 

※アイキャッチ画像は公式サイトから引用しています。
https://cevio-pro.techno-speech.com/artist/